建築研究所において実施された、重量物のロッキング(振動により左右に交互にカタカタ傾く現象)についての実証実験の様子です。ガスマイクロタービンをモデルとした重約1t(自重+錘0.6t)の試験体を用いました。阪神淡路大震災と同じ波形の振動でこれを揺らし、底部にアンティシスモを実装した場合と、実装されていない場合との比較実験を行いました。
その結果、実装されていない場合はかろうじて転倒しない程度の大きなロッキングを起こしました。カタカタという音も大きく、震動台との衝突エネルギーも脅威的なレベルと推測されました (写真右)。一方、アンティシスモを実装した場合は左右に軽く移動(約20cm)するだけで、ロッキングをほとんど起こさない事が実証されました。(写真左)

アンティシスモが実装された原寸の家(木造軸組造り)を大型振動台の上に乗せ、実際の地震波形で揺らした検証実験です。この実験で使用された地震エネルギーは、家を免震装置なしで揺らした場合、確実に倒壊する程の大きな揺れでしたが、アンティシスモを実装した家は揺れが収まった後もほぼ無傷であることが実証されました。この家は実験終了後に移築され今でも使用されています。

  • 10.09.16 アンティシスモのサイトをリニューアルしました。